タリウム事件 被害者の苦しみ… 現在はどうなっているのか？

タリウム事件の被害者たちの現在はどうなっているのだろうか…？


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とても残酷かつ悲劇ともいえる事件だった……
これは１人の女子学生が歪んだ好奇心が原因で生んでしまった事件と伺える。

被害にあったのは合計で男女２人だ。
どちらも容疑者である女子学生の同級生だったようだ。

事件の始まりは２０１２年の５月２７日、当時高校２年生だった女子学生は仙台市のカラオケで同級生の女性の飲み物にタリウムを、同２８日に高校の教室で同じく同級生の男性にペットボトルにタリウム混ぜて飲ませたのだ。

タリウムとは、化学物質で人体には有害で毒性も強く危険とされているものだ。今回使用されたのは劇物としても知られる硫酸タリウム。本来は化学薬品としても微量、または殺鼠剤・農薬として使用されているものだ。

こんなものが人体に入ったと考えるだけで恐ろしいものだ。

しかし、容疑者の女子学生は「飲ませて症状を観察したかった」などとおぞましい考えを覗かせた。


被害にあった男性は、現在関東地方の大学に在学中とのことだ。しかし、彼はタリウムを飲んだせいで低下してしまった視力はいまだ戻らないという。



当時の話を聞くと、「体中が原因不明の激痛に襲われ、精神的にものすごくつらかった」と振り返っている。

また、「日常生活に支障を来すほど障害が残っており、許せない」と女子学生に強い憤りを示した。

女子学生や当時通っていた高校への損害賠償請求など法的措置について、代理人弁護士は「現時点で話は出ていない」と述べている。

同様の被害を被った女性の現在は知らされていないが、男性と同じか、それ以上に苦しい思いで現在を送っているだろう。

私は当事者ではないため、多くは言えないが被害者の気持ちを考えたら怒りや悲しみの気持ちで抑えきれないだろう。

罪もなく巻き込まれ、そして自分の人生を大きくねじ曲げられる気持ちはなんとも言い難い心情だ。

その気持ちが少しでもわかるのなら過ちを反省し、罰を受けて償うのが筋だろう。

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