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エルニーニョ強まる!2015年は冷夏や梅雨明けが遅れるなどの影響が… [気象・地震・台風]

エルニーニョ現象が強まっていることで、2015年には冷夏になる、また梅雨明けが遅れるなどの可能性が上がっている。

エルニーニョ現象.jpg

エルニーニョ現象とは何か?
エルエーニョとは、南米のペルーやエクアドルの間に位置している、グアヤキル湾や沖、その周辺の近海などの太平洋東部で起こることを指す。
毎年12月頃に発生する、海水温が平均よりも0.5度以上高い状態が続く現象だ。


エルニーニョ現象がなぜ冷夏や梅雨に影響するのだろう?
まず、エルニーニョ現象に伴い海水温が変化する。
          ↓
次に海域の大気の温度にも影響を及ぼすことになる。
          ↓
そして気圧変化となって現れ、大気の流れも変わり、天候も変化していく…。
このようにして世界に波及していくのだ。

よって大気の流れが変化してしまい、乾・湿・暖・寒といった性質を持った通常の大気の流れを狂わせてしまう異常現象が起こるのだという。

気象庁の観測により5月の時点で、1.2度と海水温が平均よりもかなり高いものだった。
だからこそ異常現象であるエルニーニョにより2015年は冷夏となり気温が下がり、梅雨の大気が居座るという状態になると予想されているのだ。


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さらに夏から秋にかけてエルニーニョ現象が強まっていくことも示唆した。

たった1〜2度水温が変わったくらいどうとでもないのではないか?
と思う人もいるだろう。

確かに、水温は気温のように激しく温度が上下することもないためパッとはしないが、
このたった1度上がっただけで、世界に多大な影響を及ぼすことになる。

エルニーニョ現象による海水温の変化に伴い、ある地域では漁業不振で大打撃を受けるところもあれば、ある地域では殆ど出回ることのない魚介が大漁に水揚げされたりするのだ。

原点とされるペルー海岸ではメインとなるアンチョビが大不漁となり、珍しいとされるカジキが大漁に水揚げされるという異常現象が発生する。天変地異とも言える現象なのだ。

だが、考え方を少し変えてみてもいいかもしれない。
異常な現象ではあるが、一般の人たちにとっては気になるほどのことではないだろう。

むしろ、エルニーニョによって2015年が冷夏となり、少しでも涼しい夏を過ごすことが
できると考えれば、ありがたいとも思えるはずだ。

そして冷夏では熱中症・日射病・食中毒も通常よりは緩和される。

総合するとやはりいいことではないが、エルニーニョのおかげで2015年は冷夏を
過ごすことができるとポジティブに捉えるのも悪くはないだろう。


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