SSブログ

オスプレイ事故率低いというのは本当なのか? [事故・事件]

オスプレイの事故率は低い。
このように主張がされていたのは、資料(2012年9月)を基に平均事故率を下回ったことで安全だとされ
ていたのである。
MV22オスプレイ.jpg
実際に防衛省をはじめとしてっこのように言われている。
「MV22オスプレイの事故率は1.93にとどまり、海兵隊所属の全航空機の平均事故率2.45よりも低い」としていた。



スポンサードリンク





しかし、2015年5月17日午前米ハワイ州オアフ島のベローズ空軍基地にて、海兵隊の垂直離着陸輸送機
MV22オスプレイが着陸に失敗、地元テレビ局によって22人の搭乗のうち12人が負傷、1人の死亡が確認された。

地元テレビ局では、基地内の飛行場から黒煙が立ち上る様子を放映していた。


なぜオスプレイで事故率が低いといわれる中でこのような事故が起こってしまったのか。

そもそも事故率とは、過去10年における(2012年時点)10万飛行時間当たりの「クラスA」の事故の発
生率だことである。

その数字にはトリックがあった。
じつは、「クラスA」の事故の評価基準が、2009年に「被害額100万ドル以上」から「200万ドル以上」
と2倍に引き上げられている。したがって、 CH53Dなどと比較をするのであれば、
従来の評価基準(旧基準)で比較してみる必要がある。

もし旧基準をつかって算定するならば、MV22オスプレイの事故率は、3.98となる。

そう、旧基準にするなら平均事故率を上回ることになっているのだ。
また、事故率はバスタブ曲線を描くとされている。
つまり、初期段階と老朽段階が事故が多いとされていることが分かっている。

今回の着陸事故は、真相はまだわかってはいないが
、操縦のミス以外に、もしかしたらオスプレイ自体にも問題があったのではないかと思っている。

オスプレイも事故率が低いとはいえないだろう。


スポンサードリンク




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。