セブンイレブン"王者”の貫禄!その業績は圧巻の一言! [社会]
セブンイレブンが”王者”として貫禄の売上高を記録した。
売上高3兆7812億円ーーー。
「コンビニ3強」といわれるセブンイレブン・ローソン・ファミリーマート、中でも業界トップであり他の追随を許さないのが最大手セブンイレブンだ。
3強とは言われているが、実際はダントツ、頭一つ飛び抜けた存在だ。
コンビニ業態で1番の景気といわれたのが2014年4月の消費税増税ー。
「成長するコンビニ各社に歯止めがかかるのではないか」という見方が強かった。
しかし、結果を見るとセブンイレブンの独壇場だ。
他会社が既存店売上高で前年割れを続ける中で、セブンイレブンは2014年9月時点で26ヶ月連続で売り上げプラスを記録というブレなしの結果だった。
これには収益力の差も広がりつつあることがわかっている。
1日1店舗あたりの平均売上高だが、
1位 セブンイレブン:66万4000円
2位 ローソン:54万2000円
3位 ファミリーマート:52万1000円
こうしてみると1位と2位の差は明らかである。その差12万以上とかなりの大差がついてしまったようだ。
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ここで気になってくるのは、なぜセブンイレブンだけが単独トップに立つことができたのだろうか?という点だろう。
ここで現役コンビニオーナー・川乃もりやさんの話をもとに要点をまとめると大きく3つ。
"会社の戦略”、"資本力”、"ブレているかブレていないか”
といっている。
“会社戦略"という部分では大まかに「立地が良い場所」、ここを押さえることができるからだろう。
実際に立地が良くなければ、人が集まらないため質も量も関係無く潰れてしまう。
さらに、店舗を立てるだけでなく、商品に関してもセブンイレブンは戦略がうまいと言われる。
ここ最近では、「セブンドーナツ」が良い例だろう。「ドーナツ戦争」ともいわれるドーナツ販売が開始され、市場にドーナツが多く出回っている状態となった。
セブンはドーナツ専用のショーケースに入れ、そのイメージを顧客に植え付けることに成功した。
ミスタードーナツから売れている商品を研究・開発し、リーズナブルな値段で売っている。さらにレジ前のショーケースに入ってるので、並んだ時に買いやすく、出来立てというイメージもできるので『美味しそう』と売買意欲をもたせている。
“資本力”では、いうまでもないが、持っている方が良い立地、良い店舗というように質も量も底上げすることは可能だ。
地力ともいうのか…この点でも「コンビニ3強」の中でセブンイレブンが抜きん出ているようだ。
戦略も資本も大事だが、差がつくと言われているのが3つ目の"ブレているかブレていないか”である。
これは一体どういう意味なのか??
セブンコーヒーの実例で上げて説明していく。
今では、コンビニにはコーヒーが売られているが、そのイメージが強いのはどのコンビニだろう?
恐らく、「セブンイレブン=コーヒー」と思う人が多いのではないだろうか?
この強いイメージにこそ、"ブレているかブレていないか”が関わっているのだ。
そもそもだが、コーヒーを今のように販売していたのはセブンが最初ではなかった。
全国展開という点では、ローソンやファミリーマートの方が早く展開していたのだ。
セブンイレブンも何度か挑戦はしたようだがうまくいかなかったという…
ここでセブンはある決断をし実行に移した。
それは「売れようが売れまいが全店にセルフコーヒーを設置すること、値段も100円で」ということだった。
比較として、ローソンは当初、mサイズ(200グラム)を185円(会員価格155円、いずれも税込)で発売したのに、sサイズ(160グラム)で100円の商品を出してきた。
ファミマはsサイズが120円だったが、100円になった。
両社ともにセブンイレブンに追随するように値段が下がった。そう、ブレが生じたのだ。
安くなってよかった、けれども100円コーヒーはもともとセブンがやってたよな?真似したのか?という想像がでてきてしまう。
「100円コーヒー=セブンイレブン」のイメージが出来上がってしまっているため、顧客の念頭にはそれが置かれるようになる。
さらにだが、値段が下がるとクオリティも下がったのか?顧客イメージとしてはあまりよくないものがあり信用のあたりにも関わってくる、このブレというのは収益に大きく影響するものと考えられるのだ。
ローソン、ファミマがブレたのに対してセブンはブレなかった。上記でも行ったがそれが信用にも値し、他と比較しても安心に繋がってくるのだ。
このような考え方や戦略が、顧客のニーズをつかみ、コンビニ業界の王者として君臨しているものだと改めて感心させられた。
コンビニ業界も進化しつつあるので、また新しいセブン戦略が見られるかもしれない。
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売上高3兆7812億円ーーー。
「コンビニ3強」といわれるセブンイレブン・ローソン・ファミリーマート、中でも業界トップであり他の追随を許さないのが最大手セブンイレブンだ。
3強とは言われているが、実際はダントツ、頭一つ飛び抜けた存在だ。
コンビニ業態で1番の景気といわれたのが2014年4月の消費税増税ー。
「成長するコンビニ各社に歯止めがかかるのではないか」という見方が強かった。
しかし、結果を見るとセブンイレブンの独壇場だ。
他会社が既存店売上高で前年割れを続ける中で、セブンイレブンは2014年9月時点で26ヶ月連続で売り上げプラスを記録というブレなしの結果だった。
これには収益力の差も広がりつつあることがわかっている。
1日1店舗あたりの平均売上高だが、
1位 セブンイレブン:66万4000円
2位 ローソン:54万2000円
3位 ファミリーマート:52万1000円
こうしてみると1位と2位の差は明らかである。その差12万以上とかなりの大差がついてしまったようだ。
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ここで気になってくるのは、なぜセブンイレブンだけが単独トップに立つことができたのだろうか?という点だろう。
ここで現役コンビニオーナー・川乃もりやさんの話をもとに要点をまとめると大きく3つ。
"会社の戦略”、"資本力”、"ブレているかブレていないか”
といっている。
“会社戦略"という部分では大まかに「立地が良い場所」、ここを押さえることができるからだろう。
実際に立地が良くなければ、人が集まらないため質も量も関係無く潰れてしまう。
さらに、店舗を立てるだけでなく、商品に関してもセブンイレブンは戦略がうまいと言われる。
ここ最近では、「セブンドーナツ」が良い例だろう。「ドーナツ戦争」ともいわれるドーナツ販売が開始され、市場にドーナツが多く出回っている状態となった。
セブンはドーナツ専用のショーケースに入れ、そのイメージを顧客に植え付けることに成功した。
ミスタードーナツから売れている商品を研究・開発し、リーズナブルな値段で売っている。さらにレジ前のショーケースに入ってるので、並んだ時に買いやすく、出来立てというイメージもできるので『美味しそう』と売買意欲をもたせている。
“資本力”では、いうまでもないが、持っている方が良い立地、良い店舗というように質も量も底上げすることは可能だ。
地力ともいうのか…この点でも「コンビニ3強」の中でセブンイレブンが抜きん出ているようだ。
戦略も資本も大事だが、差がつくと言われているのが3つ目の"ブレているかブレていないか”である。
これは一体どういう意味なのか??
セブンコーヒーの実例で上げて説明していく。
今では、コンビニにはコーヒーが売られているが、そのイメージが強いのはどのコンビニだろう?
恐らく、「セブンイレブン=コーヒー」と思う人が多いのではないだろうか?
この強いイメージにこそ、"ブレているかブレていないか”が関わっているのだ。
そもそもだが、コーヒーを今のように販売していたのはセブンが最初ではなかった。
全国展開という点では、ローソンやファミリーマートの方が早く展開していたのだ。
セブンイレブンも何度か挑戦はしたようだがうまくいかなかったという…
ここでセブンはある決断をし実行に移した。
それは「売れようが売れまいが全店にセルフコーヒーを設置すること、値段も100円で」ということだった。
比較として、ローソンは当初、mサイズ(200グラム)を185円(会員価格155円、いずれも税込)で発売したのに、sサイズ(160グラム)で100円の商品を出してきた。
ファミマはsサイズが120円だったが、100円になった。
両社ともにセブンイレブンに追随するように値段が下がった。そう、ブレが生じたのだ。
安くなってよかった、けれども100円コーヒーはもともとセブンがやってたよな?真似したのか?という想像がでてきてしまう。
「100円コーヒー=セブンイレブン」のイメージが出来上がってしまっているため、顧客の念頭にはそれが置かれるようになる。
さらにだが、値段が下がるとクオリティも下がったのか?顧客イメージとしてはあまりよくないものがあり信用のあたりにも関わってくる、このブレというのは収益に大きく影響するものと考えられるのだ。
ローソン、ファミマがブレたのに対してセブンはブレなかった。上記でも行ったがそれが信用にも値し、他と比較しても安心に繋がってくるのだ。
このような考え方や戦略が、顧客のニーズをつかみ、コンビニ業界の王者として君臨しているものだと改めて感心させられた。
コンビニ業界も進化しつつあるので、また新しいセブン戦略が見られるかもしれない。
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2015-06-01 17:25
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